本日は、令和4年10月に新規オープンした、日高市の「高萩公民館」にておもちゃ病院を開院しました。まだまだ新築の匂いが残るとても素敵な建物です。今回は、昨日の雪天にもかかわらず、多く(7件)の修理を行いました。
高萩公民館外観
もぐらたたき:早い・遅いのスピードコントロールがあり、遅いポジションでは問題無いですが、早いポジションでは動作しない状況です。分解(写真1)してみると、スピードコントロールを行うギアが、何故か上下逆に取り付けられていました。あくまで推測ですが、過去に分解をしているように思われます。ギアを元通りにして正常動作を確認しました。
(写真1:大きなギアの左側にあるギアを正常に戻しました)
プラレール(オート踏切ステーション):特に異常は見当たりませんでした。念のため、想定できる部分を分解(写真2)・調整しました。装填されていた電池はマンガン電池でしたが、アルカリ電池をお勧めいたします。
(写真2:分解しアルカリ電池で調整中)
カーゴジャンボ:機体後部のスロープを固定するストッパーの一部に、破損があるという症状でお預かりしました。写真3のように破損部分を研磨し、手持ち材料を工夫して接着修理しました。
(写真3:破損部分の研磨中)
犬の白ちゃん:右前足の破損で受付ました。実際に分解(写真4)すると、右足の破損ではなく、右前足の動作を伝える回転シャフトが、外れていただけでした。シャフトを元通りにするだけで修理完了でした。
(写真4:分解して状況確認中→骨折無し。ラッキー)
BRIO犬:動きません。が主訴です。内部(写真5)の糸を繋ぎなおして接着剤で固定しました。楽しい動きの復活です。
(写真5:糸を調査・確認)