2023年7月1日に入間市藤沢地区センターで修理した主なおもちゃです。

 本当に蒸し暑い(湿度過多)日に、久しぶりの藤沢地区センターでの開院になりました。どんよりした雨雲が広がり、小雨も降っているそんな幕開けでしたが、3件の修理を行いました。他に1件入院しています。

藤沢地区センター外観

プラレール:電池交換しても動作しなくなりましたということで、お預かりいたしました。早速分解(写真1)したところ、スイッチに接点不良が見つかりました。不良箇所を修正して動作回復しました。

(写真1:スイッチ接点確認中!)

ラジコンカー(カーズ):こちらも動かないのが主訴ですが、ラジコンなのに送信機無しの状態でした。念のため分解(写真2)して、車両本体を調査確認しましたが特別に問題はありませんでした。送信機をお持ちいただくようご案内しました。

(写真2:各部確認しましたが問題無し)

ぬいぐるみ:音声が出ない症状です。こちらのぬいぐるみは、単純に電池切れでした。電池ボックス(写真3)を取り出し、ボタン電池を交換して一件落着でした。ラッキー。

(写真3:取り出した電池ボックス)

踊るミッキー:入院していたミッキーマウスです。動かない・音が出ない・足が折れているということで三重苦のような状態です。分解(写真4)してみると更に大変でした。2つのモーターが固着状態。モーターの動力を伝えるゴムベルトが経年劣化で使用不能。足の骨折は持込時に左側との事でしたが、実際には両足骨折でした。音声関係は現代のIC+スピーカーではなく、なんと小型のレコード(写真5)を再生し増幅させる旧式の設備です。更にmade in Spainでマイナスネジ使用なので、製造年代もそれなりに古く取り扱いに苦労しました。分解・注油・代替品(ゴムベルト)取付・再組立てで取りあえずの回復をみましたが、音声が若干、早口言葉的な再生音となりましたが、所有者にはご理解をいただきました。時間が掛かりましたが、とても勉強になるおもちゃでした。

(写真4:分解胴体の一部)

(写真5:音声用レコード)