扇町屋地区センターでおもちゃ病院を開院しました。6件修理完了。2件の入院。1件は修理不能となりました。
扇町屋地区センターの外観です。
いたずらボックス:新しい電池を入れても、全く動作せずの状況でした。症状を確認後、分解(写真1)すると、スイッチに繋がる線が断線していましたので再接続し、更に、スイッチ部分に付着したほこりで接点不良が疑われましたので、接点復活剤を塗布しています。
(写真1:分解図。断線している線はどれでしょう?赤い線ですヨ)
ビークル犬:こちらも動きませんとの主訴です。分解(写真2)したら、サー大変!今まで遭遇したことのない故障(ギアボックス内のスプリングが破損し動作すべきギアに絡まっていました)でした。破損スプリングを取除き、新しいものと交換しました。
(写真2:全分解です。スプリングは首あたりにありました。)
うさぎ:両手にあるボタンを操作すると、音声が出るおもちゃですが、全く反応しませんでした。分解しますと両手のスイッチに接触不良及び断線がありました。動かないはずですよね。スイッチの修理・再接続を行い回復しました。可愛い声が出てます。
おもちゃ修理には工具だけではありません。針・仕事もありなんです。
わにわにパニック:動作不良です。分解(写真3)すると、人間でいう「顎の部分」の締め付けが緩んでいました。適正な締め付けをして、本来の動作をするようになりました。
(写真3:分解すると中身はこんななんですね)